経験は宝 〜海外での経験を日々の成長に活かすために〜

1.大人は経験から学ぶ

大人の学びにおいて、「経験」は成長のための宝といわれています。本や人からの指導も参考にはなりますが、自分自身の経験こそが深い学びと成長を促すのです。これは『経験学習理論』として体系化されているものです。しかし、経験が学びや成長に繋がるかどうかは、人それぞれであり、特に組織の中では社員全員が経験を成長の糧にすることが難しい場合も少なくありません。だからこそ、組織として経験を最大限活かすための仕組みやサポートが必要なのです。

2.経験を成長に変えるための「振り返り」の重要性

重要なのは、「経験」をただその場で終わらせるのではなく、組織的に振り返りを行い、社員一人ひとりの学びと成長に変えることです。私たちが提供している海外研修では、受講者が「自分の常識外の経験」を通じて得た学びを振り返り、成長に結びつけることを目指しています。

例えば、ベトナムという成長著しい地での体験は、普段の環境では得られないあり得ない光景や考え方に触れることができます。そういったある種の異文化に触れながら、日々の経験を振り返ることで、その経験から学んだことや自分自身の理解を深めていくことができるのです。こうした日々の振り返りを通じて受講者が帰国後も変化を続けられるような研修プログラムを提供することが、研修担当者としての私たちの使命だと感じています。

3.研修の効果を持続させるために

受講者が研修中に得た貴重な経験をその場で終わらせず、帰国後の成長にまでつなげていくためには、日々の振り返りと学びを繰り返すことが欠かせません。経験こそが成長のための宝なのです。帰国後の通住業務にこそ活きる海外研修プログラム。これも一つのゴールとして、海外研修の設計を行っています。