ベトナム法人向けの現地化に向けた研修企画

私は普段、ベトナムホーチミンを拠点に、ベトナム国内法人向けの教育研修事業を営んでおります。本日は、在ベトナムの日系製造企業の日本人代表者と現地法人の今後について意見交換を行いました。ベトナム市場での成長を見据えた戦略と現地化推進の背景を伺い、企業独自の課題やアプローチに基づいた現地法人経営のあり方について知見を深めました。

将来的なベトナム法人の現地化を担うキーパーソンとなる自社のベトナム人管理職に関する教育・育成施策について具体的に話し合いました。現状のスキル評価や課題を共有し、現地管理職のスキルアップを支える教育体制やフォローアップ施策の方向性を検討しました。この取り組みによってベトナム人のリーダー層を主体に自律的に経営を担うことが可能になり、長期的には企業競争力向上が期待されます。

今回の会談を通じて「企業ごとに異なる現地化のアプローチや独自の社風」が改めて浮き彫りになりました。たとえば、リーダー育成の重点項目や教育の手法にも各企業の方針が反映され、同じ現地化を目指す企業でもアプローチが多様であると実感しました。今後は、企業のビジョンや現地社員への期待に合わせた柔軟な研修プログラム設計が重要と考えられます。

海外研修だけではなく、ベトナム国内のベトナム人社員に向けた研修プログラムの企画と実施にも日々力を入れております。
だからこそ、現地に深く入り込むことができ、日々の知見を貯めることができています。この知見が、海外研修プログラムにも色濃く反映ができるため、この2つの事業は相乗関係にあると言えます。