海外研修の核を考える

本日は、研修の中心にある「振り返りによる学びの進化」について考えていました。ミッションを進める際、受講生には「教えない」方針で進めていきます。それは、まず一人ひとりが「Why are you here?(なぜここにいるのか)」という目的を明確にした上で、計画を立て、行動し、その結果を振り返るという経験学習が非常に効果的だと考えているためです。このプロセスをさらに深めていくための方法について模索していました。

では、ベトナムでどんな経験を設計するのが良いのかというテーマについても考えました。ベトナムでしか会えない人々、例えば独自の経営スタイルや情熱を持つ方々との出会いを重視し、受講生がそのような機会から学べるようなストーリーを設計ます。これは、企業規模の大小に関わらずです。

海外での経験学習というものは、ゴールを明確にした上で、適切なチャレンジの機会と人との出会いによって、その深さが増し、その学びが研修後の行動変容に繋がります。これからも、この考え方を軸に、より効果的な研修設計を目指していきます。

*写真は旧発展中のホーチミン トゥドゥック区に出来たカフェ